SEOノウハウ 2025.01.29
SEO対策を行う際に、「被リンク」や「発リンク」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
被リンクとは、他のウェブサイトから自社サイトへ向けて設置されたリンクのことで、このリンクが多いほど、他のサイトに引用・紹介される価値のあるコンテンツと見なされ、SEOに良い影響を与えるとされています。
では、その反対にあたる発リンクはSEOにどのような影響を及ぼすのでしょうか?
今回は、発リンクを設置したことによって上位化に成功した事例を紹介しながら、そのSEO効果について詳しく解説していきます。
発リンクとは、別ページへと遷移するためのリンクを指します。
発リンクには同一サイト内のリンクを表済内部リンクと別サイトへのリンクを表す外部リンクがあります。
基本的に発リンクは別サイトへのリンクを意味することが多く、この記事においても発リンク=外部の別サイトへのリンクとして紹介していきます。
こちらの記事では、内部リンクについて詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
内部リンクとは?SEOに効果的な貼り方とチェックポイントを解説
結論から言うと、発リンクには「間接的」ではあるものの、SEO効果があります。
SEO対策では、ユーザーの検索意図を満たし、有益な情報を提供することが重要視されます。記事内で根拠となるデータや引用した内容がある場合、適切なリンクを設置することで、コンテンツの信頼性が向上します。その結果として、検索エンジンからの評価も高まる可能性があります。
ただし、やみくもにリンクを設置すれば良いわけではありません。リンク先の情報が信頼できるものか、発信元が明確であるかを確認することが大切です。例えば、官公庁や自治体の公式サイト、学術論文などへのリンクは、信頼性の高い情報として認識されやすいため、SEOにプラスの影響を与えるでしょう。
ここからは、発リンクを設置することで上位化に成功した「不妊治療の相談を行なっている漢方薬局様」の事例を紹介します。
もともと、「40代 不妊治療 × 地域」のキーワードで対策を行ない4位に表示されていましたが、ある時期を境に順位が10位まで低下してしまいました。
このキーワードで検索結果を確認したところ、不妊治療関連の保険適用の施行開始や各自治体による不妊治療の助成金サービスが始まったことで、政府の省庁や自治体などのページが上位に表示されていたことが原因でした。
そこで、お客様のページに各自治体の助成金に関するコンテンツを追加し、自治体への発リンクを設置することになりました。
発リンク設置後の結果として、10位前後まで低下していたキーワードは、施策の反映後に3位に表示され、対策開始後に最高位となりました。
発リンクは、自分の専門知識だけではカバーしきれない情報を補強し、訪問ユーザーの信頼性を高めるために活用するものです。特に、権威性や信頼性の高いサイトへのリンクは、提供する情報の正確性を保証する上で有効な手段となるため、積極的に活用するとよいでしょう。
しかし、信頼性の低いサイトや質の悪いコンテンツへリンクを張ったり、関連性を考慮せずにリンクを設定したりすると、ユーザーの利便性が損なわれ、結果的にGoogleの評価を下げる可能性があります。単にリンクの数を増やせば良いわけではなく、適切な箇所に適切なサイトへのリンクを設置することが重要です。
「どの程度発リンクを設置すべき?」「内部リンクと発リンク、どちらを優先すべき?」「自社サイトではどのようなページにリンクを貼るのが最適?」といった疑問をおもちの方は、ぜひS&Eパートナーズへご相談ください。
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