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パンくずリストとは?SEOに効果的な設置のポイント5つを解説


パンくずリストはSEO対策において重要な項目の一つです。
SEO対策を行う際に、パンくずリストの設置は重要?どういった効果がある?など疑問をもっている方も少なくありません。
そこで、今回は、パンくずリストの役割、SEOへの効果及び設置のポイントなど解説しますので、ぜひご参考してみてくださいね。

パンくずリストとは

パンくずリストとは、ユーザーに今サイトのどの位置にいるかを示すものです。
Webサイト内の上部又は下部に設置されます。表示形式は下図のように「>」のような符号で大きいカテゴリーから小さいカテゴリーまでの順で構成します。
パンくずリストを通して、ユーザーは「自分の現在地はどこか」を把握させるだけではなく、前のページへの移動もしやすくなります。

パンくずリストを設置するSEO効果・メリットとは?

では、パンくずリストを設置することによって、どういったSEO効果・メリットを期待できるかを見てみましょう。

検索結果での上位化を期待できる

SEOで上位化するためには、まずサイトの情報を検索エンジンクローラーに正しく認識してもらう必要があります。
パンくずリストを設置することで、検索エンジンクローラーはサイト内を巡回しやすくなり、正しい情報も伝わりやすくなります。よって、ぱんくずリストを設置することで検索エンジンクローラーがサイト情報を正しく評価し、検索結果での上位化を期待できます。

ユーザビリティを高める

パンくずリストを設置することで、ユーザーはサイト内のどこにいるかが分かるだけではなく、目的ページへの移動もしやすくなり、探したい商品・情報を素早く見つけられます。ユーザー体験の質が高くなり、回遊率の向上も期待できます。そして、ユーザビリティの向上に伴い、間接的に
Googleから評価されやすくなります。

パンくずリストの3つの種類

パンくずリストは「位置型」、「属性型」、「パス型」の3種類あります。
それぞれを解説していきます。

位置型パンくずリスト

位置型パンくずリストは、サイト階層に沿ったもので目的ページのパンくずリストの表記が変わりません。
例えば、「トップ→野菜→サラダ野菜→トマト」という位置型パンくずリストの場合、ユーザーが「トップページから直接トマトページへ」または「タイムセールページからトマトページへ」としても、トマトページでのパンくずリストの表記は「トップ→野菜→サラダ野菜→トマト」そのまま表示されます。
位置型パンくずリストは3種類の中で一番よく使われているパターンです。
例↓

属性型パンくずリスト

属性型パンくずリストは、カテゴリー・タグで分けられるものでユーザーの操作経路によって表記が変わります。
属性型パンくずリストは検索フィルターのようなものですので、ECサイトによく使用されます。
例えば、賃貸サイト内で物件Aを探す場合、料金からたどり着いた物件Aページのパンくずリストの表記は「〇〇市>家賃〇万円以下>物件A」となります。部屋の大きさからたどり着いた物件Aページのパンくずリストの表記は、「〇〇市>〇〇駅>1K>物件A」に変わります。

パス型パンくずリスト

パス型パンくずリストは、ユーザーがサイト内での行動履歴を表すものです。
例えば、ユーザーがサイトに入って、商品検索してから、目的ページについた場合、パンくずリストの表記は「検索結果“緑茶”>商品ページ A>ブランド〇〇」となります。
現在、パス型パンくずリストを使用するサイトはほぼありません。

SEOに効果的な設置のポイント5つ

ここでは、SEOに貢献できるパンくずリストの設置ポイントを解説します。

分かりやすい構造に工夫

パンくずリストを設置する際に、まずサイトの全てのページを大きいカテゴリーから細分化して分かりやすく分類するのがおすすめです。
分かりやすい構造でユーザーは目的ページに移動しやすくなりますので、ユーザーにとって利便性の高いサイトとなります。そして、分かりやすい構造は検索エンジンクローラーが巡回しやすくなりますので、クローラビリティの向上につながります。よって、Googleに評価されます。

対策キーワードを入れる

パンくずリストを設置する際に、各ページに関連するキーワードを入れるのがおすすめです。
キーワードを入れる前に、まず前述したようにサイト内のページを分かりやすく分類しましょう。分類してから各カテゴリーに最適なキーワードを入れておきましょう。そうすると、ユーザーはサイト内で情報を探しやすくなります。そして、検索エンジンクローラーにも情報を正しく伝わります。Googleに評価されやすくなります。

ページの上部に設置

ユーザー体験を高めるため、パンくずリストをページの上部に設置するのがおすすめです。
パンくずリストの設置はページの上部でも下部でも問題ありませんが、上部に設置するとユーザーの目につきやすくなります。そして、ページの上部に設置されるサイトが多いため、ユーザーにとっても上部にあるのが一般的となりますので、上部に設置することがおすすめです。

モバイルフレンドリー仕様に

モバイルで情報を収集するユーザーが多くなっていますので、Googleもサイト構造などがモバイルフレンドリーであるかどうかを評価しています。
そこで、パンくずリストを設置する際に、モバイルフレンドリーも意識しながら改善しましょう。

構造化データのアップも

パンくずリストをサイトに設置するだけではなく、検索エンジンクローラーに認識されやすくなるように構造化データのアップも忘れず設置しましょう。
パンくずリストの構造化データのソースコードのイメージは下図①をご覧ください。構造化データをアップすることによって、検索結果ページに下図②のように表示されます。

図①パンくずリストの構造化データのソースコードの例↓

図②検索結果ページの表示の例↓

まとめ

パンくずリストを設置することでユーザビリティが向上するだけではなく、検索エンジンクローラーにとってもサイトでの巡回をしやすくなります。そして、「SEOに効果ある設置ポイント」を意識してパンくずリストを設置すると、Googleから評価されやすくなりますので、ぜひ行ってみてください。

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この記事の筆者

李 娜
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