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【実例付きで解説】SEO対策とリスティング広告。2大SEM手法を同時に取り組むべき理由

SEO対策・リスティングには危機管理が必要

いつもお世話になっております。専務取締役の黒田でございます。

Webマーケティングコンサルタントとして12年程。今では年間130社程のお客様のWebサイトに関わらせて頂いております。お客様から良く頂戴するご質問として「SEO対策とリスティング広告、両方やるべき?」というものがあります。このご質問に対し、どう回答しているのか?「SEO対策とリスティング広告は、両方やるべきです!」と即答しています。

理由は様々ありますが、本日は危機管理的な側面から、事例付きで解説します。企業のWeb担当者様には、必ずご覧頂きたい内容です。

そもそもSEMとは何か

SEMとは「検索エンジンマーケティング」=「Search Engine Marketing」の、英単語それぞれの頭文字をとった略語です。検索エンジンで検索したユーザーを、Webサイトに集めることにより実行されるマーケティング手法のことを言います。そしてそれには「SEO対策」と「リスティング広告」の2つがあります。
※ リスティング広告については、正確には「検索ネットワーク」と「ディスプレイネットワーク」というものがありますが、本投稿でのリスティング広告は「検索ネットワーク」を指しています。

SEO対策とは

SEO対策の表示場所・イメージ

SEO対策とは「Search Engine Optimization」=「検索エンジン最適化」の為の対策の総称です。検索結果での上位表示により、Webサイトへのアクセス数UPを狙っていきます。上図のように、リスティング広告の表示枠の直下、または、Googleの場合はGoogle表示の直下に表示されます。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、Google・Yahoo!が提供しているWeb広告出稿サービス。検索した際の、検索ウィンドウ直下また、一番下に表示される広告を主に言います。本日(2019年5月25日)現在、最大それぞれ4枠表示されます。その他特徴を「ざっくり」申し上げると、以下のとおりです。

リスティング広告の特徴

  1. 費用は、Yahoo!やGoogleに、基本は前払い制
  2. 表示されただけでは、費用は発生無し
  3. クリックされる度に課金される
  4. クリックの度に前払い金が消化され、全額消化と同時に広告が消える
  5. クリックにて課金されるクリック単価は、広告主が自由に設定できる
  6. クリック単価の高低やWebページの品質等により、広告表示の上下が決まる

よって、競合企業と、最大4つの広告枠を巡っての争いになります。体力がある企業が有利な面は否めませんが、商品・サービスに独自性があり、ターゲットのみに的確に訴求できるよう配信すれば、勝機はあります。また競合企業がリスティング広告の運用を開始していない・また本腰でなければ、勝率が高い広告です。

本題。SEOとリスティングは同時に取り組むべきと言える理由

理由はとてもシンプルです。SEMは前述のとおり、Webサイトのアクセスを獲得するための手法であり、Webサイト全体の新規アクセスのうち、6~8割は検索エンジンでの検索ユーザーだと言われています。

その6~8割を占める検索ユーザーのアクセス獲得を、「SEO一本」「リスティング一本」に依存してよいはずがありません。ご存知の方・ご存知でない方いらしゃると思いますが、SEOもリスティングも、ある日突然機能しなくなることがあります。次のような4つの理由が主なものです。これを知れば、怖くて「どちらからに依存」は出来ないと思います。実例交えて解説いたします。

(1)SEO編:Googleアルゴリズム・アップデート

Googleは、検索結果の品質向上のため「品質の高いサイトとは何か?」を導き出すアルゴリズムを研究し続けています。このアルゴリズムが大きく見直されるものを「Googleアルゴリズム・アップデート」と呼んでいます。結果「順位が大変動!」となります。

Googleアルゴリズム・アップデートによる、アクセス数激減の実例

以下、S&Eパートナーズに「アルゴリズム・アップデートで順位が大きく下がり、アクセス数が激減した」と相談にこられたお客様の実際のアクセス解析画面です。アクセス数が、ガタ落ちしていることが分かります。

Google医療アップデートの実例・Googleアナリティクス画面

1日7,000人以上前後あったものが、10分の1以下になっていることが分かります。新規顧客獲得も、これに比例し10分の1位になり、Webサイト(ホームページ)経由の売上も同様の結果になったそうです。

(2)SEO編:Googleペナルティ

今では絶滅したと思いますが「悪質なSEO対策=ブラックハットSEOで検索上位を獲得している」場合、Googleがそれを見つけ出し「Googleペナルティ」をそのページまたそのWebサイト全体に与えます。そうなりますと、アクセス激減どころか、検索結果にさえ出てこないような状況になります。SEO対策を業者に外注する場合は、業者選びが必要です。世界一の天才エンジニアたちが集まって作っているGoogle検索エンジンをを騙そうとするなんて、私は、怖くてできません…。

(3)リスティング編:広告ポリシー違反や業種そのものの審査落ち

リスティング広告は、純然たる広告であるため、広告に関する法律や消費者保護の流れなど、外部要因に左右されます。「ん?アクセスがゼロになっている…」と思って、リスティングの管理画面を開くと、顔面蒼白…となることがあります。スーパー・ビッグサプライズです。

アクセスがゼロになった…

(4)リスティング編:競合企業の参入やクリック単価引き上げ

最後です。リスティング広告は、競合企業がクリック単価を引き上げれば、こちらのクリック単価もそれに影響を受けます。新規顧客獲得コスト(CPO)が、ある日突然、2倍になった!ということは、現実に起きています。

  1. 採算度外視で、マーケットシェアの獲得を主眼に置いて攻めてきた
  2. 外にバックエンド商品を持った企業が、新規顧客獲得コスト度外視で参入してきた

…というときに起きやすい現象です。

突然のアクセス減少・CPA高騰

弊社では、SEO・リスティング共に対応可能です

どのようなことでも「何かに依存」はリスクが高すぎます。Webマーケティングがマーケティングの大きな柱になっている、または、したいとお考えなら両方をバランスよく取り組みされることを強くオススメします。

弊社では、SEO対策・リスティング広告共に高いレベルでの代行、またはコンサルティングが可能です。SEO技術担当とリスティング広告プランナー・運用担当者がフラットな空間で仕事をしているため、それぞれの長所短所を保管しあう「連携」もスムーズです。

「まずは簡単な相談から始めたい」「今すぐにでも、しっかりとしたコンサルティングを受けたい」等、ご希望に沿うことができますので、その場合は今すぐページ下部にありますフリーダイヤルまたはご相談フォームより、お問合せ下さい。皆様のWebマーケティング活動が予期せぬ危機が降りかからぬよう、何かへの依存度が低いWebマーケティング方法を提案いたします。

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オンライン会議システム「zoom」や「チャットワーク」を利用したビデオ会議も対応可能です。

無料出張コンサルティング

ご予約制となっておりますので、日時のご指定を頂ければ、初回無料でご対応させて頂いています。お気軽にご利用下さい。

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この記事の筆者

SEOコンサルタントの
ご紹介

日々成果と向き合いお客様をサポートするコンサルタントをご紹介。

  • 吉田 愛美
    MANAMI YOSHIDA

    WEB知識のない方でもわかりやすい説明を徹底しています。
    毎日100サイト以上の順位変動を確認。サイトごとに必要なアプローチについて考え、管理を行っています。

  • 門田 雅史
    MASASHI KADOTA

    全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。成果に直結するように、WEBマーケティングの知識を使用して、常に最善をつくし、お客様と向き合っています。

  • 田代 千夏
    CHINATSU TASHIRO

    Googleの検索アルゴリズムに精通し、様々な角度から最適化の改善を行っています。コンテンツマーケティングに強く、記事のご提案でサイトのコンバージョン率をアップさせます。

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