SEOノウハウ 2024.09.27
コンテンツの作成はSEO対策として重要な施策の一つですが、記事数を増やすことだけに注力してしまいその後はほったらかしにしている方もいるのではないでしょうか。
記事作成後に「作成したコンテンツで狙ったキーワードの上位表示ができているのか」「他にどんなキーワードの流入があるのか」を検証しながらリライトすることで、さらなるアクセスの獲得が期待できます。
今回は、20年以上のノウハウをもつS&Eパートナーズが、毎月ライティングの提供を行っている「翻訳会社」様の事例をもとに、リライトの手順や効果を紹介します。
「リライトって効果があるの?」という疑問をおもちの方は、是非ご覧ください。
実際に、リライトの作業に入る前に「表示回数」「クリック数」に大きな影響を与える見込みがあるキーワードを選定します。
選定に使用するツールは、Googleサーチコンソールです。もし、サーチコンソールの設定が済んでいないという方は、まずはそちらを優先してください。
①サーチコンソールのメニューから「検索結果」をクリック。
②「日付」を過去28日でフィルターします。
③リライトしたいページを既に決めているならば「+新規」から「ページ」を選択して、対象のURLを入力後、適用します。
④グラフ右上にある4つのチェックボックスのうち、新たに「平均掲載順位」にチェックを入れて、クエリの掲載順位を確かめましょう。
ここでは、指定した28日間の平均順位を見ることができ、色々なキーワードで検索結果に表示されていたり、どれだけクリックされているかを確かめたりすることも可能です。
ここまで作業をすすめると実際にどのキーワードでリライトを実施していくべきか?といった疑問が出てくるかと思いますが、おすすめとしては掲載順位が6位~10位、11位~15位くらいのキーワードです。
まず、6位~10位のキーワードに関してですが、リライトを実施することによって検索順位が5位以上になれば、クリック率の向上による流入数の増加が見込めます。
また、11位~15位くらいのキーワードは2ページ目に表示されている為、この記事をリライトによって1ページ目に表示させることで、表示回数やクリック数に大きな影響を与えるでしょう。
以上の観点からキーワードを決めて、今回の事例では「〇〇語 翻訳 注意点」というキーワードでリライトを行うこととなりました。
ここからは、実際にリライトの作業に入りますが、確認すべき基本的な項目は以下の通りです。
基本的には、この実施項目に従ってリライトをすすめていきます。
上記の手順や項目で翻訳会社様のリライトを実施したところ、前後1か月の比較で以下のような結果が現れました。
リライトキーワード「〇〇語 翻訳 注意点」
クリック数 196➡359
表示回数 1.12万➡6.71万
平均掲載順位 14.7➡10.1
リライトを行い平均の掲載順位がアップしたことで、表示回数が増加しクリック数はリライト前と比べて1.8倍になりました。
今回は、リライトキーワードの選定とリライトの基本的な実施項目をご紹介しましたが、実はここまでの作業にかかった時間はたったの30分なんです。
この工数で、クリック率が1.8倍になるのであれば、リライトの効果は計り知れないものと言えるのではないでしょうか。
コンテンツの数は多いけど、リライトの実施はあまりしていないという方は是非試してみてください!。
また、S&Eパートナーズではコンテンツの制作を含めたSEO対策はもちろん、記事の制作だけの実施も可能です。
様々なご要望に応じてプランをご提案させていただきますので、成果の出るコンテンツ作成を行いたいという方は、是非ご相談ください。
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全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。成果に直結するように、WEBマーケティングの知識を使用して、常に最善をつくし、お客様と向き合っています。
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