SEO対策 2020.08.21
こんにちは。S&Eパートナーズ株式会社の三宅です。
入社2ヶ月目になり、ブログ記事を書くことを任されましたので頑張って書いていきたいと思います。
突然ですが、「検索エンジン最適化スターターガイド」(以下、スターターガイド)というものをご存知でしょうか。
これはGoogleが自ら提供している検索エンジンのマニュアルのようなもので、2009年に初めて公開され、2017年に大幅なリニューアルがされました。
SEO対策業務のスタートはスターターガイドの把握から始まりますが、今回は実際に新入社員の私がスターターガイドの内容から実際に実施して効果が出た重要な4つの項目をご紹介いたします。
検索エンジン最適化スターターガイドは、もともと社内研修用に作られた資料だったようですが、SEOに馴染みの無い一般の企業やWeb担当者向けに公開されました。
2017年にアップデートされているとはいえ、変化の早いWeb業界で、数年前の情報が役に立つのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そちらは心配ありません。
Googleが提供しているこのスターターガイドブックはSEO対策というよりも、「サイトに訪れるユーザーにとって最もよいサイトづくり」について書かれているからです。
実際にスターターガイドのリード文にも以下のように書かれています。
SEOは本来、サイトを訪れるユーザーのために行われるべきだと私たちは考えています。サイトのコンテンツを利用するのはユーザーであり、検索エンジンはユーザーがコンテンツを見つけるために使われているに過ぎません。検索結果のランク付けを意識するばかりでは、好ましい成果をあげることはできないでしょう。
つまり、スターターガイドには、テクニック的なことが書かれているのではなく、ユーザーにとってよりよいサイト作りをするための方法が書かれているため、普遍的な内容となっているのです。
それでは、実際に新入社員の私がスターターガイドの内容から実際に実施して効果が出た重要な4つの項目を説明します。
一発目からSEO対策で最も重要と言っても過言ではない、タイトルの最適化についてです。
ページタイトルとは、検索結果に表示されるサイトの一行目に表示されるものです。
また、サイト訪問者と検索エンジンにページのトピックが何であるかを伝えるものでもあり、titleタグで指定されます。
スターターガイドに記載されているポイントとしては
ということが記載されています。
すべて当たり前のことのように見えますが、実際には
なんてことが沢山あります。
タイトルは特に重要で、きちんと最適化すると3日後に順位があがった!ということもあるくらいです。
現在においてもSEO対策で重要な項目であることは間違いありません。
メタディスクリプションとは、htmlのheadタグ内にページの概要を記述するタグ情報のことを指します。
別名「スニペット」とも呼ばれ、Googleやその他の検索エンジンにページの概要を伝える役割を果たします。
これは記事内には表示されず、検索結果が表示された際の、タイトル下に記事の概要として記述されることがあります。
記事内には記載されないという特性のためか、サイトがあり、記事が数多くしっかり入っているお客様でも、意外とこのメタディスクリプションが入っていない場合が少なくありません。
また余談ではありますが、実は現在、メタディスクリプションの記述内容はSEO対策に直接的な影響はありません。
それでもこのメタディスクリプションの記述が重要な理由としては、SEOに間接的に影響する重要な役割があるからです。
その重要な役割とは、「クリック率が上がる」ということです。
メタタグ情報内に検索キーワードがある場合、そのキーワードが「太文字で表示」され、その内容について知りたいユーザーはサイトをクリックするでしょう。
また、サイトの内容がわかりやすくまとめられている方が、ユーザーの興味を引くことが出来ます。
このように、直接的なSEOの効果が無くとも、クリック率が上がることで、インプレッションが増え、結果的にSEO対策として重要な役割を果たすため、メタディスクリプションの記述はSEO対策において必須と言えるでしょう。
スターターガイドには、記事の質についても詳しく言及されています。
SEO対策において一番重要な要素となっているのは記事の内容であり、実際スターターガイドにも一番多くのポイントが記載されています。
以下に箇条書きでスターターガイドで言及されている内容を記載してみます。
当たり前のことばかりですが、改めて見るとGoogleが現在でも重要視している内容と変わらないことがわかります。
情報の網羅性や独自性、権威性などの要素が昔も今も変わりなく求められているということがわかります。
SEO対策において、ユーザーに有益な情報を届けるための記事をつくることが最も重要ですが、すでに作られた記事においても
などといった情報を改めて見直し、リライトすることも重要となってくるでしょう。
Googleは記事だけではなく、サイト全体が、ユーザーにとってわかりやすい作りとなっているかをSEOの大切な要素としています。
そのため、たくさんの情報が入っているサイトは、例えばトップページ→関連トピックのリスト→ 特定のトピックといったように、ナビゲーションを整理する必要があります。
さらにサイトマップを作成することで、ユーザーがサイト内の知りたい記事に最短でアクセスできるような状態にすることが望ましいです。
サイトマップとは、サイト構造を示すシンプルなHTMLページで、たいていの場合サイト内のページを階層的に表したリストで構成されます。
さらに、スターターガイドには「検索エンジン向け」のサイトマップとして、XMLサイトマップも作成することが望ましいと書かれています。
このサイトマップは、サーチコンソールを使って送信することができ、アップしたばかりでまだ検索結果に表示されていない記事等も、すぐGoogleに見つけてもらい表示させることができます。
また、パンくずリストの作成も必須です。
パンくずリストとは、ページの上部か下部にある内部リンクを1列に並べたものです。
これを見ることでユーザーが今サイトのどのページにいるのかが一瞬でわかり、クリックするとユーザーは1つ前の階層やトップページに素早く戻ることができます。
以上のように、スターターガイドには記事だけでなく、サイト全体の設計においてもユーザーが見やすいものになっているのかどうかがSEO最適化の判断基準となっていることが書かれています。
いかがでしたでしょうか。改めてご紹介した3点をまとめると
となります。
ひとつひとつは大したことの無いものに見えますが、すべてを最適化していくと大きな差となって検索結果にも現れてきます。
また、冒頭でもお伝えした通り、タイトルタグの最適化だけで検索結果が上昇することもあるため、小さな変更であっても侮れないのがSEO対策です。
実際、クライアントに上記の施策を提案・実施し、SEOの順位があがり、検索からの流入が大幅に増えたクライアントは多数いらっしゃいます。
質の高いコンテンツを提供するという点は、SEO対策としてまず一番に思い浮かぶ要素かと思います。
しかし、検索結果にのみ表示されるディスクリプションの設定や、サイト全体の設計に影響してくるナビゲーションは、SEO対策を学び始めた自分にとっても、SEO対策の奥の深さを感じる部分でした。
弊社では、こうしたスターターガイドに沿った王道のSEO対策を進め、着実に検索順位が上がるSEO対策をサービスとして提供しております。
SEO対策について、少しでも疑問やお困りごとがあれば、SEO対策のプロであるS&Eパートナーズにおまかせください。
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毎日100サイト以上の順位変動を確認。サイトごとに必要なアプローチについて考え、管理を行っています。
全日本SEO協会1級、GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資)取得。成果に直結するように、WEBマーケティングの知識を使用して、常に最善をつくし、お客様と向き合っています。
Googleの検索アルゴリズムに精通し、様々な角度から最適化の改善を行っています。コンテンツマーケティングに強く、記事のご提案でサイトのコンバージョン率をアップさせます。