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こんにちは。ECサイト対策担当の大野です。

ECサイトを運営していると、「時間が足りない！」「人員が足りない！」「また次のイベントの作業が！」

この記事を読む読者の方々、今月は何度心の中で叫んだのでしょうか。
ECサイト担当者なら必ず叫んだであろう、切なる心の叫び。

「時間が足りないのは仕事ができないからだ」と、日々自分に言い聞かせ悪戦苦闘しておりますが、現実的に、リソース（人員）不足が原因で成果が出せずに悩まれているサイト運用者はたくさんいらっしゃると思います。

でも、適切な運用ツールの導入でそのお悩みが、簡単に解消することができるかもしれません。昨今、さまざまな作業自動化やマーケティング解析や分析用などのWEBツールがリリースされていますが、今回はEC運営者のリソース不足解消の助けとなる、実際の楽天ショップの活用事例とともに役立つツールをご紹介させていただきます。

月商500万円の楽天ショップのツール活用事例

今回のツール活用事例は，S&Eパートナーズが運営コンサルティングを請け負っている楽天市場のジュエリーショップ。

サイトの運営担当者は1名だけ、商品登録やサイト更新、電話やメール対応から商品の発送まで、サイト運営業務のすべてをたった一人で担われており、まさにワンオペレーション状態。戦略・企画・運営のサポートを行っている我々S&Eパートナーズとは、文字通り二人三脚のクライアントです。

楽天RMSの売上実績レポート（2018年度と2019年度比較）の通り、2019年12月の売り上げは500万円強。昨対比130%増で売上を伸ばしており絶好調、今期は思い切って活用していたRPP広告もストップし、広告費を削減することにより営業利益のさらなるアップにも成功しました。

当然RPP広告をストップしたことにより、アクセス数は昨対比20%減。にもかかわらず売上は130%増。その勝因はどこにあったのでしょうか。

勝因は「転換率アップ」

勝因は、転換率(コンバージョン率)のアップでした。

当ショップの昨年までの転換率は、月別1.5～2.0%程度。しかし今はなんと2.5％！と、ECサイトとしては非常に高い水準の数値を誇っております。広告を止めたことによるアクセス数減少以上に、転換率が増加したことで売上アップに成功したのです。

まさに、　売上＝アクセス　ｘ　転換率　ｘ　販売単価　を改めて実感した瞬間でした。

早速、施策を策定して転換率をアップさせよう！　と、言いたいところですが一筋縄ではいきません。

広告予算である程度の数字が担保されるアクセスとは違い、転換率をあげるためには下記のような骨の折れる見直しや施策を地道にコツコツ行う必要がございます。
【イベント企画】【自社独自企画】【キャンペーン企画参加】【サイト内のUI/UXの改善】【決済方法や配送方法の最適化】【商品自体の見直しや改善】などなど、本当に沢山ありますね。

スタッフ１名だけで運営してるこのショップでは、慢性的にリソース不足で、最初は弊社から転換率アップ施策を策定し提案しても、リソース不足でサイトへの反映が滞ってしまい上手く行きませんでした。そんな状況を打開させてくれた秘策のひとつが今回紹介する“にぎわい演出ツール”と呼ばれるツールです。

リソース不足でも転換率アップが期待できる「にぎわい演出ツール」

にぎわい演出ツールとは、サイト上に、現在売上状況や、店舗のお知らせ、お客様レビュー、新着商品などを表示し、にぎわい感（活況感）を演出してくれるツールのことです。最新の注文情報やお客様からのレビューなども自動で表示され、お店の賑わい感やひと気を効果的に演出することができます。

このように他の人が次から次へと購入している注文情報を見ることで、お客様は安心して購入できる為、転換率の向上に繋がります。

そして、にぎわいツールの一番の利点は、そのほとんど機能が自動更新型であるということです。
設定を自ショップに合わせて最適化しておくと

• 新着商品サムネイルや情報の更新
• ランキング商品の自動更新
• 最新注文情報の表示
• 最新レビュ－（よいレビューのみの表示も可能）
• ショップからの新着ニュースの表示

などなど一人で作業すると更新だけで数時間もかかる作業を自動で行ってくれます。

おすすめの賑わい演出ツール・ECステーション

楽天市場、Yahoo!ショッピングなどを中心に10以上のモール・カートに対応し、
全14種類ものにぎわいサービスをラインナップ。1ヵ月単位で月額2000円からご利用いただけます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。にぎわいツールは安価ながらとても多機能な自動ツールです。気になった方はぜひお試しください。当事例が少しでもリソース不足でお悩みの皆様の解消になれば幸いです。

挙げた機能以外にも、自動接客や、カスタマページの自動更新、アクセス解析ツールなど、多種多様な新サービスがどんどんリリースされるECツール。今回は「転換率をあげるためのリソース不足」を解決に役立った「にぎわいツール」の活用事例でしたが、
自分のサイトにあったツールを導入するには、運営状況に、どこに問題があるのか、どこ問題があるのかをしっかりと把握し、適切なツールを選び、最適化し、機能を十分に理解し、運用する必要があります。

ECサイト売上アップのためにECツールの導入をご検討の方は、ECサイト運営の観点からみた適切なツールの導入支援も行っているS&Eパートナーズにぜひご相談ください。